2012年01月18日

柴谷けんさんが語る、入賞のための極意!!

えー、かなり遅まきながら
あけましておめでとうございます!
編集Sです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

さてさて、本年一発目!

第2回の最優秀賞受賞者であり、
『小さいおじさんと、不機嫌な花子さん』
著者である柴谷けんさんに、
『このマンガがすごい!』大賞
入賞するための極意をうかがいました!

第3回へのご応募を考えてくださっている方は、
ぜひ参考になさってくださいね。

では、いってみましょー!

――それでは柴谷さん、受賞作である『山本さん』
   『天使さん』『スモールさん』のストーリーを
   思いついたきっかけがあれば教えてください。

    

柴谷 『山本さん』は実際に「やまもとさん」と呼ばれていた
    猫をモデルにつくりました。
    『天使さん』は……覚えていません。
    『スモールさん』は、『天使さん』に眼鏡の園芸委員の
    女の子を少しだけ登場させたときに、
    この子の話もやりたいな~、となんとなく思ったのが、
    ひとつのきっかけです。
   
 

――ストーリーはどんな瞬間に思いつくことが多いですか?
   「友達の話を聞いて」とか、「映画を見て」とか……。

       

柴谷 何気ない会話のなかの、面白いフレーズや、
    たまたま見かけた面白い人など、
    色んな内容がくっついた時です。

       

――作品作りをする際に、気を付けていることは?
      

柴谷  ひねり(?)の入れ方です。
     読者が最後まで読みたくなるような、起承転結の
     「起」の部分を自分なりにこだわって
     組立てるという感じですかね。

 

――つまり、作品を客観的に見ながら、物語を作っている
   ということですよね。
  〝客観的に自分の作品を見る〟ときのコツを教えてください。

       

柴谷  私の場合は、ある程度、自分の作品を批判的な目で
     見たりします。



――制作中の作品を人に見せて、アドバイスをもらうことは
   ありますか? 見せるとしたら、誰に見せていますか?

      

柴谷  姉か弟。身内に見せて意見を聞きます。


なるほど、柴谷さんが大事にしているのは、
〝ひとりよがりにならないこと〟なんですね。
これは物語を読者に伝えるうえで、もっとも重要なこと。
みなさんも自分の作品を客観的に見る癖をつけてくださいね!

次回は、柴谷さんがインスパイアされた作品等について
うかがいます!

konomanga at 17:10│Comments(0)TrackBack(0)

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